東京テストステロン研究会HPリニューアル!

みらいメディカルグループHP内へ移転しました!

東京テストステロン研究会

平均寿命延長に伴い急激に高齢化した日本では、高齢者の健康増進こそが国家の最重要政策として認識されています。高齢者の健康増進は、高齢者の自立だけでなく、日本の労働力としても期待できます。このように高齢者の健康寿命を伸し、生産年齢人口をいかに維持するかが、日本の将来にとって大きなテーマとなっています。そのようなテーマに対して、男性ホルモン(テストステロン)を用いた治療が、高齢者に“活力”と“生きがい”を与え、我が国の課題解決の光明になり得ると考えています。

 

『東京テストステロン研究会』は、日本男性医療のパイオニアであり、男性医学の権威である熊本悦明先生が主導となって立ち上げ、男性ホルモン(テストステロン)療法の社会への啓蒙に努めて参りました。

今後も男性ホルモンの実際の診療を行う泌尿器の専門家と、一般の患者様やメディア方々をつなぐ役割を担えればと思っております。

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男性医学の父、

熊本悦明が言い残したかったこと

~死ぬまで元気でいるための健康医学とは~

熊本美加

 

コラム
「男性医学の父、熊本悦明が言い残したかったこと」

 〜死ぬまで元気でいるための健康医学とは〜



 episode 1

男性医学の父、熊本悦明逝く

 by 熊本美加

熊本悦明(泌尿器科医)は私の父です。2022年5月4日に旅立ってしまいました。数えで94歳の人生でした。本当に突然で、私は未だに受け止められずにいます。死因は転倒が契機となった硬膜下血腫。倒れる前日の別れ際まで、いつものように仕事の話をしていたので、転倒さえなければ、まだまだ現役で頑張っていと思うと、無念でなりません。熊本自身もそう思っているでしょう。 

生前、大変にお世話になったみなさまに、心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。 

熊本の最後の様子や想いなどを娘として綴らせていただきます。少しプライベートな話になりますが、どうかご容赦ください。 

episode 2

中高年女性のテストステロン研究

by 熊本美加

 

熊本は2018年8月に母が他界したのを期に、1968年に札幌医科大学泌尿器科教授に赴任以来30年間住んだ札幌を離れ、88歳で神奈川県小田原市へ移り住むことになりました。末娘の家族が暮らす家から徒歩5分ほどの場所に小さなアパートを借り、人生初の一人暮らしがスタート。これまで家事は全て母に任せっきり。自分でお茶もいれたことさえない熊本は、食事も掃除も洗濯も何もかも手さぐり状態。まさに七転八倒の日々でした。それでも妹家族の助けを借り、持ち前の社交性をいかんなく発揮し、新天地で次々と新しい友人をつくり、毎日近所のガスト(ファミリーレストラン)に行き、小田原城近辺を1日1万歩の目標に向かい散歩するなど、精力的に過ごしていたのです。 

東京の男性更年期外来へも月2回、ひとりで新幹線に乗り出かけていました。洋服も帽子も鞄も赤づくし! 背中には書類やパソコンを詰め込んだ10キロ以上のリュックを背負い両手にはノルディック・ストック。このお決まりのスタイルで、90歳を超えても、全国各地へ講演や学会に出向き、「熊本先生、時間が超過しています……」、「質問は短めでお願いします」と毎度毎度、座長さんに注意をされていたのは、ド派手なスライドと共にみなさんの記憶に残っているのはないでしょうか。 

 
 そしてここ数年は、更年期男性へのテストステロン補充だけでなく、「中高年以降の女性へのテストステロン補充の重要性」に注目していました。研究と啓蒙と臨床に意欲を燃やし、常に海外文献を読みあさり、多くの人に会いに行き議論を交わしていました。これは、父がやり残したことのひとつです!

 

episode 3

改めてテストステロンとは

by 熊本美加

 

父が愛してやまなかったテストステロンは、体内にある強力な男性ホルモンです。男性は主に睾丸から分泌され、男性器や男性らしい脳の形成に寄与し、思春期には精通や声変わりを後押し、筋肉や骨の発達を促進させます。そして、女性ホルモンはテストステロンを原料につくり変えられていて、女性の卵巣からもテストステロンは分泌されています。

 

「名前のせいで誤解が生じますが、女性ホルモンは女性専用ではなく、男性ホルモンは男性専用ではありません。人間の性ホルモンの量は生涯でたったのティースプーン一杯程度。さらに女性のテストステロン量は男性の5~10分の1と超極微量ですが、元気、やる気、生きるパワーを支える重要なポーションです。

年をとると男性はテストステロンが低下し女性的になります。女性は女性ホルモンが減って体内での男性ホルモンの比率が高くなり、気が強くなったり、ひげがはえたり、性欲がアップする人もいます。ざっくり言うと50代以上のご夫婦は奧さんが強く元気になり、旦那さんが優しく弱々しいなり、家庭内のヒエラルキーが逆転する傾向にあります。おばさんみたいなおじさんや、おじさんみたいなおばさんの出現も、体内の女性ホルモンと男性ホルモンの比の変化によるものです。

しかし、女性ホルモンの枯渇した中高年以降女性の元気を支えているのは、女性の持つテストステロンです。更年期まではたっぷりあった女性ホルモンに隠れていたのですが、女性ホルモンなきあとには頭角を現します。なのに、そのテストステロンまでもが欠乏してしまうと、どんどん元気がなくなります。いわゆるフレイル(虚弱)が加速していくのです。


episode 4

健康女性のテストステロン値を調査

by 熊本美加

そこで、父は「健康女性のテストステロン値を調査」しました。 

赤枝恒雄氏の赤枝グランドに申請し、2回目で研究助成金を受けることが叶ったのです。2020年10月〰2021年2月の5ヵ月間に女性医療クリニックLUNAネクストステージ、札幌東豊病院、カレスサッポロ 時計台記念病院を受診した健康な160例のポランティア女性の血液を採取し、テストステロン、遊離テストステロン、DHEA-Sなどの測定を実施。健康女性の血中の男性ホルモンを調査結果では、やはり男性の10分の1レベルでした。 


 「日本中高年女性における男性ホルモン(テストステロン、フリーテストステロン、DHEA-S)の正常値の決定と、日本中高年女性に対する安全で効果的なテストステロン、DHEA補充療法の確立のための基礎研究」をまとめ、そのデータをさらに読み解く新しい論文の準備も進めていたのです。それだけに無念でなりません。 

 今後も、東京テストステロン研究会で父の思いを引き継いで研究・啓蒙に努めていきたいと思っております。 

 

熊本美加 

 

つづきをご期待ください!

*コラム募集*

Dr.熊本悦明の生前の活動に関するコラムを募集しています。
これまで、そしてこれからも、テストステロン研究の火をとださぬために。

第4回 研究会開催決定!

会頭挨拶

札幌医科大学 名誉教授 熊本 悦明

研究会員

泌尿器科学会・メンズヘルス界のレジェンド、若手医師、作家、コラムニストなど他研究会では見られない多彩な顔ぶれをご紹介します。

名誉会頭  故  熊本 悦明(くまもと よしあき)

1955年 東京大学医学部卒業。
1964年 同大学泌尿器科学講座講師を務めた後、UCLAに留学。

1968年 札幌医科大学医学部泌尿器科学講座主任教授。

日本メンズヘルス医学会理事長、財団法人 性の健康医学財団 会頭などを歴任。
日本メンズヘルス医学会名誉理事長
札幌医科大学医学部名誉教授
みらいメディカルクリニック 名誉院長。

現在、みらいメディカルクリニックで「元気ホルモンみらい塾外来」を担当
2022年5月4日 逝去

著書 
「『男性医学の父』が教える最強の体調管理」 (ダイヤモンド社)
「熟年期障害 男が更年期の後に襲われる問題」(祥伝社)

「さあ立ち上がれ男たちよ!」(幻冬舎)
「男はなぜ女より短命か」(実業之日本社)

他雑誌多数

<受賞歴> 

1964年 日本泌尿器科学会 坂口賞 

1974年 北海道医師会賞・北海道知事賞 

1995年 鈴木金治記念医学研究奨励賞 

1995年 日本化学療法学会 志賀 潔・秦 佐八郎記念賞 

1999年 保険文化賞 

2018年 日本抗加齢医学会 抗加齢医学功労賞 

2019年 日本泌尿器科学会 医療賞 

2022年 瑞宝小綬章 

三松 真由美(みまつ まゆみ)

恋人・夫婦仲相談所 所長 (すずね所長)・執筆家

夫婦仲、恋仲に悩む女性会員1万3千名を集め、「結婚・再婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。性を通して男女関係をよくするメソッドを考案。「セックスレス」「ED」「女性性機能」に詳しい。恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演、メディア取材多数。20代若者サークルも運営し未婚世代への結婚アドバイスも好評。ED診療ガイドライン作成委員経験。セックスレス改善に定評がある。

著書 
「夫婦の「幸せ循環」を呼ぶ秘訣」 (講談社α新書)
「きっかけさえつかめば3週間で人生が変わる」(光文社)

「新・抱かない男の見分け方」(スターツ出版)
「モンスターワイフ」(講談社)

『40歳からの女性ホルモンを操る53の習慣』(扶桑社)
「堂々再婚」(wave出版)

「君とはもうできないと言われまして」(kadokawa)
 他多数。

関口 由紀(せきぐち ゆき)

女性医療クリニックLUNAグループ理事長

日本では数少ない女性泌尿器科専門医。
日本泌尿機能学会指導医・専門医
日本東洋医学会指導医・専門医
日本性機能学会専門医
日本排尿機能学会専門医
経営学修士(MBA)

「女性の身体は、全身的に診ていく必要がある」と、婦人科、女性泌尿器科、内科、漢方内科、乳腺科、皮膚科、美容皮膚科、などを揃えた女性医療クリニックLUNAグループを展開中。

 

・るなクリニックch https://www.youtube.com/channel/UCRJiG0j6mPHOTjA940Qa1cA/featured

 

・フェムゾーンラボ → https://www.femzonelab.com/



三松 真由美(みまつ まゆみ)

恋人・夫婦仲相談所 所長 (すずね所長)
執筆家

夫婦仲、恋仲に悩む女性会員1万3千名を集め、「結婚・再婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。性を通して男女関係をよくするメソッドを考案。「セックスレス」「ED」「女性性機能」に詳しい。恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演、メディア取材多数。20代若者サークルも運営し未婚世代への結婚アドバイスも好評。ED診療ガイドライン作成委員経験。セックスレス改善に定評がある。

著書 
「夫婦の「幸せ循環」を呼ぶ秘訣」 (講談社α新書)
「きっかけさえつかめば3週間で人生が変わる」(光文社)

「新・抱かない男の見分け方」(スターツ出版)
「モンスターワイフ」(講談社)

『40歳からの女性ホルモンを操る53の習慣』(扶桑社)
「堂々再婚」(wave出版)

「君とはもうできないと言われまして」(kadokawa)
 他多数

松本 昌和(まつもと まさかず)

東海大学医学部医学科卒業

順天堂大学大学院医学研究科
腎臓内科学講座卒業

順天堂大学医学部 腎臓内科学講座 
非常勤助教

医学博士

みらいメディカルクリニックグループ 
代表医師 

田村 貴明 (たむら たかあき)

千葉大学大学院医学研究院泌尿器科
みらいメディカルクリニック
「元気ホルモンみらい塾外来」担当医

泌尿器科専門医
ロボット(da Vinci)手術認定医
テストステロン治療認定医

所属学会
日本泌尿器科学会
日本癌学会
日本抗加齢医学会
(日本アンチエイジング学会)
日本メンズヘルス医学会

活動報告


第1回 東京テストステロン研究会

2017年4月13日
@みらいメディカルクリニック茗荷谷

「男性・女性の更年期障害に対する男性ホルモン療法」
  演者: 熊本悦明 先生

第2回 東京テストステロン研究会

2019年3月5日
@みらいメディカルクリニック茗荷谷

「高齢男性の人生をより豊かにするためのテストステロン補充」
  演者: 熊本悦明 先生

第3回 東京テストステロン研究会

2019年6月4日
@みらいメディカルクリニック茗荷谷

「脳とテストステロンの関係について 赤い服は勝負服になるか」
  演者: 熊本悦明 先生

「脳内テストステロンと記憶力、やる気との関連性」
  演者:東京大学名誉教授 川戸佳 先生 

第4回 東京テストステロン研究会 開催決定!

@みらいメディカルクリニック茗荷谷



第3回 東京テストステロン研究会
多数のメディアの方をお迎えして
熟年期障害とテストステロンについて語る

第3回 東京テストステロン研究会
東京大学名誉教授川戸佳先生をお迎えして
「脳内テストステロンと記憶力、やる気との関連性」
についてご講演いただきました。

第1回 東京テストステロン研究会
研究会発足を記念して特別公演

第3回 東京テストステロン研究会
東京大学名誉教授川戸佳先生をお迎えして
赤い服は勝負服になるか?

第2回 東京テストステロン研究会
みらいメディカルクリニック茗荷谷上の研修室にて